【方言】「オレサマ」の意味と例文

方言

オレサマ

方言の地域

宮城県

方言の意味

雷、雷さま

「オレサマ」について

宮城県の方言「オレサマ」は、「雷」や「雷様」を指す言葉です。
この方言は、地域や個人によって呼び方が異なり、「おれさん」、「らいさま」、「お雷(らい)様」などとも呼ばれています。
更には、地域によっては「レーサマ」「おりさま」「おりゃさま」といった変形も見られます。
また、地域によっては全く異なる「かんだっつぁん」という表現をする場所もあります。

「オレサマ」の語源は、もともと「お雷さま」が訛って「おれいさま」となり、さらに変化して「オレサマ」になったとされています。
日本の伝統的な自然観において、雷や自然現象に対して敬意を表すために「様」を付けることは一般的で、その文化的な背景がこの方言にも反映されています。

「オレサマ」の使い方

みな
みな

雨凄いねぇ、このままだどオレサマ鳴りそうね
(雨凄いねぇ、このままだど雷鳴りそうね)

今日は早めに帰宅した方が良さそうね

さつき
さつき

「オレサマ」の例文

  1. 昨日の夜、オレサマがすごかったね
     (昨日の夜、雷がすごかったね)
  2. オレサマが鳴ると犬が怖がるんだ
     (雷が鳴ると犬が怖がるんだ)
  3. オレサマが鳴り始めたら、外出を避けたほうがいいよ
     (雷が鳴り始めたら、外出を避けたほうがいいよ)