方言
あがり
方言の地域
沖縄県
方言の意味
東
「あがり」について
沖縄方言で「あがり」とは、「東」を指す言葉です。
この表現は、太陽が昇る方向が東であることから「上がり」と称されています。
対照的に「西」は「いり」と呼ばれ、これは太陽が沈む方向であることに由来します。
これらの言葉は、自然現象に根ざしたロマンチックな表現として沖縄の言葉に深く根付いています。
「あがり」の使い方
たく
あのやま、どーぬふぁんかいある？
（あの山、どの方角にあるの？）
あれやいびーん、あがりぬふぁんさー
（あれは東の方だよ）
みな
「あがり」の例文
- いったーやーやさぶろーぬうちぬあがりやんどーね
（君の家は三郎の家の東側にあるんだね) - うちなーんちゅぬならわぬは、あがりむてぃんかいぬりーぐとぅがぬんさー
（沖縄の習わしでは、東を向いて祈るんだよ） - あしたぬりゅかいぬは、あがりぬしまぬいくんだ
（明日の旅行は、東の島に行くんだ）
