方言
はっとうじ
方言の地域
鳥取県西部
方言の意味
カメムシ
「はっとうじ」について
「はっとうじ」とは鳥取県西部で使用される方言で、「カメムシ」という意味を持ちます。
この方言は最近では使用する人が少なくなっていますが、地域に根ざしたユニークな表現です。
由来は岡山県の八塔寺に関連しており、そこにお風呂に入らないお坊さんがいて、托鉢に回る際に子どもたちが「八塔寺がきた!」と言ったことから始まったとされています。
この言い回しは、カメムシの独特の臭いを連想させるエピソードに由来していると考えられます。
「はっとうじ」の使い方
たく
なんか変な匂いするけど…
はっとうじでたあー、ティッシュ!
(カメムシが出たよ、ティッシュ!)
ひろし
「はっとうじ」の例文
- 窓を開けたらはっとうじが入ってきた。急いで追い出したわ
(窓を開けたらカメムシが入ってきた。急いで追い出したよ) - この辺り、はっとうじが多くて困るんじゃ
(この辺り、カメムシが多くて困るんだ) - はっとうじが家の中にいると、すぐに匂いが分かるわ
(カメムシが家の中にいると、すぐに匂いが分かるよ)