【方言】「はっとうじ」の意味と例文

方言

はっとうじ

方言の地域

鳥取県西部

方言の意味

カメムシ

「はっとうじ」について

「はっとうじ」とは鳥取県西部で使用される方言で、「カメムシ」という意味を持ちます。
この方言は最近では使用する人が少なくなっていますが、地域に根ざしたユニークな表現です。
由来は岡山県の八塔寺に関連しており、そこにお風呂に入らないお坊さんがいて、托鉢に回る際に子どもたちが「八塔寺がきた!」と言ったことから始まったとされています。
この言い回しは、カメムシの独特の臭いを連想させるエピソードに由来していると考えられます。

「はっとうじ」の使い方

たく
たく

なんか変な匂いするけど…

はっとうじでたあー、ティッシュ!
(カメムシが出たよ、ティッシュ!)

ひろし
ひろし

「はっとうじ」の例文

  1. 窓を開けたらはっとうじが入ってきた。急いで追い出したわ
     (窓を開けたらカメムシが入ってきた。急いで追い出したよ)
  2. この辺り、はっとうじが多くて困るんじゃ
     (この辺り、カメムシが多くて困るんだ)
  3. はっとうじが家の中にいると、すぐに匂いが分かるわ
     (カメムシが家の中にいると、すぐに匂いが分かるよ)