【方言】「だはんこく」の意味と例文

方言

だはんこく

方言の地域

北海道

方言の意味

駄々をこねること、言うことを聞かないこと

「だはんこく」について

北海道の方言「だはんこく」は、「駄々をこねること」や「言うことを聞かないこと」を意味します。
この言葉は、主に子供が無理を言っている状況や、大人が不合理な振る舞いをしている際に用いられます。

「こく」は動作や行動を表す言葉で、「調子こく」「いい振りこく」「嘘こく」などの「こく」と同じ用法を持ちます。
このため、「だはんこく」は何か不適切な行動や反抗的な態度をとることを表現する際に使われます。

現在、この言い回しはあまり一般的ではないかもしれませんが、北海道特有の文化や言語の表現として興味深いです。
また、「だはんこく」の漢字表記は「駄反放つ」とされることがあり、これは無駄な反抗を意味すると考えられています。

「だはんこく」の使い方

みな
みな

息子がまただはんこくして、学校に行かないって言うんだよ
(息子がまた駄々をこねて、学校に行かないって言うんだよ)

私の息子も同じよ…

さつき
さつき

「だはんこく」の例文

  1. あの子、おもちゃを買ってもらえないとだはんこくするんだ
     (あの子、おもちゃを買ってもらえないと駄々をこねるんだ。)
  2. もう大人なのに、そんなにだはんこくしないで
     (もう大人なのに、そんなに言うことを聞かないで。)
  3. あの人、だはんこくして会議に参加しないってどういうこと?
     (あの人、言うことを聞かなくて会議に参加しないってどういうこと?)