【方言】「すらごと(すらごつ)」の意味と例文

方言

すらごと(すらごつ)

方言の地域

福岡県、佐賀県

方言の意味

嘘、戯言

「すらごと(すらごつ)」について

「すらごと」という方言は、福岡県と佐賀県で使用される言葉で、「嘘」や「戯言」を意味します。
漢字では「虚言・空言」と表記されることがあります。
この方言は、特に福岡県と佐賀県の唐津地区でよく使われており、地域によって語尾が異なることが特徴です。佐賀市と福岡県西部では「すらごと」という形で使われ、福岡県南部では「すらごつ」という形に変わります。

この方言は、普段の会話ではあまり使われない、あるいは意味が分かりにくい言葉として知られています。
地域による微妙な言い回しの違いは、その地域の方言の特色を示しています。

「すらごと(すらごつ)」の使い方

たく
たく

彼が言った話、本当かな?

あれはすらごとやろ。信じんといた方がええで
(あれは嘘だよ。信じない方がいいよ)

ひろし
ひろし

「すらごと(すらごつ)」の例文

  1. その噂、全部すらごとやったんや
     (その噂、全部嘘だったんだ)
  2. 彼の話はいつもすらごとばかり。もう聞きたくないわ
     (彼の話はいつも嘘ばかり。もう聞きたくないわ)
  3. あの人の約束、すらごとやったことが多いから、気をつけて
     (あの人の約束、嘘だったことが多いから、気をつけて)