【方言】「むしくれば」の意味と例文

方言

むしくれば

方言の地域

鹿児島県

方言の意味

虫歯

「むしくれば」について

「むしくれば」とは鹿児島県で使われる方言で、「虫歯」を意味します。
この言葉は、「虫食い」+「歯」から成る複合語で、「虫食らい歯」がなまったものです。
歴史的には、江戸時代に虫歯のことを「虫食い歯」と呼んでいたとされます。
地域によっては短縮して「むしくれ」とも言われます。

「むしくれば」の使い方

たく
たく

最近、何か歯の具合はどう?

実は、むしくればが出来てたんだよ…
(実は、虫歯ができていたんだよ…)

ひろし
ひろし

「むしくれば」の例文

  1. 子どもがむしくればになって、痛がっているんだ
     (子どもが虫歯になって、痛がっているんだ)
  2. むしくればのせいで、甘いものが食べられんようになった
     (虫歯のせいで、甘いものが食べられなくなった)
  3. むしくればには定期的な歯医者のチェックが大事だよ
     (虫歯には定期的な歯医者のチェックが大事だよ)