![【方言】「てんがらもん」の意味と例文](https://japanese-dialects.com/wp-content/uploads/2024/01/study_wakaru_boy-1.png)
方言
てんがらもん
方言の地域
鹿児島
方言の意味
おりこうさん、感心な子
「てんがらもん」について
「てんがらもん」とは鹿児島県で使われる方言で、「おりこうさん」や「感心な子」を意味します。
漢字では「天外者」と書かれ、その由来には「天からの子」説、「典雅な者」説、「手柄者」説などがあり、様々な説が存在します。
この言葉の面白い点は、お利口さんを意味する一方で、いたずら小僧という相反する意味も持つことです。
「てんがらもん」の使い方
![みな](https://kigodaiziten.net/wp-content/uploads/2023/01/hair_asymmetrical_woman-247x300.png)
みな
あの子、いつも勉強ばかりしてるね
うん、まさにてんがらもんのまごじゃっで
(うん、まさにおりこうさんの孫だよ)
![お婆ちゃん](https://kigodaiziten.net/wp-content/uploads/2023/06/mukashibanashi_obaasan_ouna.png)
お婆ちゃん
「てんがらもん」の例文
- てんがらもんのまごじゃっで、つけぜんをくれんならねー
(お利口さんの孫だから、お小遣いをあげなきゃね) - うちの子はてんがらもんで、先生からも褒められるのよ
(うちの子はおりこうさんで、先生からも褒められるのよ) - あんたもてんがらもんになりなさいよ
(あなたもおりこうさんになりなさいよ)