【方言】「ラーフル」の意味と例文

方言

ラーフル

方言の地域

宮崎県、鹿児島県

方言の意味

黒板消し

「ラーフル」について

「ラーフル」とは宮崎県や鹿児島県で使われる方言で、「黒板消し」のことを指します。
この言葉の語源はオランダ語の「rafel」で、「ほつれ糸」や「擦る」を意味します。
明治初頭に日本で黒板が普及し始めた時、チョークを消す際にほつれ糸を束ねたモップのような物や、糸のほつれたボロ布が使用されていたことから、その材質を指して「ラーフル」と呼ばれるようになりました。
これは、江戸時代にオランダとの貿易や交流が盛んだった日本文化の名残とも言えます。

「ラーフル」の使い方

たく
たく

教室の片付け、何が残ってる?

このラーフルなおしといてくれる?
(この黒板消し片付けてくれる?)

みな
みな

「ラーフル」の例文

  1. 授業終わったら、ラーフルも綺麗にしておこう
     (授業が終わったら、黒板消しもきれいにしておこう)
  2. ラーフルが古くなってきたから、新しいのを買わないと
     (黒板消しが古くなってきたから、新しいのを買わないと)
  3. ちょっとラーフルを使わせてもらえる?
     (ちょっと黒板消しを使わせてもらえる?)