【方言】「おくれやす」の意味と例文

方言

おくれやす

方言の地域

京都府

方言の意味

~してください

「おくれやす」について

「おくれやす」という方言は、「~してください」を意味する京都府の方言です。京都弁では語尾に「やす」を付けることが多く、「おくれやす」の京都府での使用頻度も高くなっています。
最後に「や」を付けて「おくれやすや」と使うこともあります。

「おくれやす」の使い方

母

よういらっしゃっいました。どうぞそこに座っとおくれやす。おぶういかがどすか
(よくいらっしゃいました。どうぞそこに座ってください。お茶いかがですか)

おおきに。そこに置いておくれやす。最近どないどすか
(ありがとうございます。そこに置いてください。最近どうですか)

ひろし
ひろし
たく
たく

ぼちぼちどす。おまんもあるさかいいただきまひょ
(まあまあです。お饅頭もあるのでいただきましょう)

ほなよばれまひょか
(ではいただきます)

ひろし
ひろし

「おくれやす」の例文

  1. すんまへん、駅までの道を教えとおくれやす
    (すみません、駅までの道を教えてください)
  2. おかぼは苦手やさかい、かんにんしとおくれやす
    (かぼちゃは苦手なので、勘弁して下さい)
  3. この写真を見とおくれやす。あてのすいばおせたげる
    (この写真をみてください。私のお気に入りの場所を教えてあげましょう)