方言
がしんたれ
方言の地域
近畿地方(滋賀県、大阪府、奈良県)
方言の意味
いくじなし、能なし
けち
「がしんたれ」について
「がしんたれ」とは、近畿地方で使われる方言で、「いくじなし」「能なし」という意味を持ちます。
また、「けち」という貧相なニュアンスで使われることもあります。
この言葉は、「餓死」がなまったものからきており、「がしんたれ」は餓死寸前のような、よろよろとして頼りない様子を表現します。
「がしんたれ」の使い方
みな
あの人、いつも小銭でしか払わへんのや
(あの人、いつも小銭でしか払わないのよ)
ほんま、がしんたれやな
(本当に、けちだね)
さつき
「がしんたれ」の例文
- 何をびびってんねん、がしんたれやな
(何を怖がってるんだ、いくじなしやな) - あいつは、ほんまにがしんたれや
(あいつは本当に能なしだな) - もう少し度胸見せてみ。がしんたれみたいやん
(もう少し勇気を見せてみよう。いくじなしみたいだよ)