【方言】「ねこまたぎ」の意味と例文

方言

ねこまたぎ

方言の地域

北海道

方言の意味

味のよくない魚

「ねこまたぎ」について

北海道の方言「ねこまたぎ」は、猫でも食べないほど味のよくない魚を指す言葉です。
猫は魚が好物ですが、その猫でさえ食べずに通り過ぎるような魚を「ねこまたぎ」と呼びます。
この言葉は、特にヒイラギなどの小骨が多く食べるのに向かない魚に対して使われることが多いです。
また、「ねこまたぎ」の他に「ねこ泣かせ」という言い方もされています。
昔はイワシやサバも「ねこまたぎ」と呼ばれていたことがあり、河川の上流域から下流域に生息するウグイも「ねこまたぎ」と呼ばれる魚の一つです。

「ねこまたぎ」の使い方

たく
たく

今日の夕食にヒイラギがあるけど、どうする?
(今日の夕食にヒイラギがあるけど、どうする?)

ああ、あのねこまたぎの魚?別のものにしようよ
(ああ、あの味のよくない魚?別のものにしようよ。)

ひろし
ひろし

「ねこまたぎ」の例文

  1. この魚、ねこまたぎだから、あんまり美味しくないよ
     (この魚、味のよくないから、あまり美味しくないよ)
  2. ねこまたぎと言われるヒイラギ、実際に食べたことある?
     (味のよくないと言われるヒイラギ、実際に食べたことある?)
  3. 昔はサバもねこまたぎだったって知ってる?
     (昔はサバも味のよくない魚だったって知ってる?)