【方言】「おぞい」の意味と例文

方言

おぞい

方言の地域

愛知県、島根県、他多数

方言の意味

恐ろしい、怖い

「おぞい」について

「おぞい」とは、主に島根県や愛知県で使われる方言で、「恐ろしい」「怖い」という意味を持ちます。
たとえば、ホラー映画を見た後に「おぞかったー」と表現することで、その恐怖を強調します。

さらに、この方言は地域によって異なる意味を持つことがあります。北海道、長野県、福井県、静岡県、山梨県などで「おぞい」は様々な意味で用いられています。
例えば、静岡県や北海道では「古くて酷い状態」や「使い物にならない状態」を表す言葉として、「おぞい」が使われます。

また、福井県では「恐ろしい」と「古い」という二つの意味で使用され、その地域によっては「おとろしー」や「きょーとい」とも言われています。
最後に、山梨県の甲州弁では「ずるい」という意味で「おぞい」が使われることがあります。

「おぞい」の使い方

「おぞい」の例文

1. あの事故のニュース、おぞいと思った
   　（あの事故のニュース、恐ろしいと思った）
2. あの家、見た目がおぞいから近づきたくない
   　（あの家、見た目が怖いから近づきたくない）
3. 夜道を一人で歩くのはおぞいわ
   　（夜道を一人で歩くのは怖いわ）