【方言】「てれんぱれん」の意味と例文

方言

てれんぱれん

方言の地域

山口県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県

方言の意味

だらだらしている、ぶらぶらしている

「てれんぱれん」について

「てれんぱれん」の由来となっているのは標準語でも使われる「ちゃらんぽらん」という言葉です。

長崎弁として定着しているこの言葉、実は大分が発祥といわれています。長崎や福岡、熊本の一部でも使われているので、九州では共通語のようになっています。

そして、由来である「ちゃらんぽらん」とはまた少し違う意味で使われているのも興味深いところ。

「ちゃらんぽらん」の定義が「しっかりした考えがなく、その場かぎりでいい加減なこと」である一方、「てれんぱれん」は「だらだらしている、ぶらぶらしている」というように、全く同じ意味ではないんです。

「てれんぱれん」の使い方

たく
たく

今日は仕事休みだし、家でゆっくりしよ

てれんぱれんしてないで、家の掃除手伝ってよ

みな
みな

「てれんぱれん」の例文

  1. てれんぱれんしないで、勉強しなさい
  2. うちの子はいくつになってもてれんぱれんしてる
  3. いつまでもてれんぱれんしてたらいけない