【方言】「わじわじー」の意味と例文

方言

わじわじー

方言の地域

沖縄県

方言の意味

腹が立つ、怒っている

「わじわじー」について

「わじわじー」という沖縄方言は、「腹が立つ」や「怒っている」という意味を持ちます。
特に強い怒りを表現する際には、「しに(とても)わじわじーする」という言い方がされることがあります。
この言葉は、沖縄本島やその近隣の島々でよく使われ、動詞としての形「わじーん」(腹を立てる)や「わじたん」(腹がたった)としても使用されます。
与論島などの国頭語に属する地域でも使われていますが、宮古諸島や八重山諸島ではもともとは存在しない表現とされ、沖縄本島などから伝わったものと考えられています。
古語「わぢわぢ」から派生したとされ、怒りや震える様子を表す言葉です。

「わじわじー」の使い方

たく
たく

どーさんやいびーん?わじわじーしてるみたいやいびーん
(どうしたの?怒っているみたいだね)

うん、しにわじわじーしてるさー。ふこーひーやっさーなことあったんさー
(うん、すごく怒っているよ。不公平なことがあったんだ)

みな
みな

「わじわじー」の例文

  1. あのニュースをきいて、わじわじーしたさー
    (あのニュースを聞いて、とても腹が立ったよ)
  2. わんぬともだち、しにわじわじーしてたんさー、なんがあったんやら
    (私の友達、すごく怒っていたんだ、何があったのかな)
  3. いっぺーまちがいたとき、うちなーんちゅぬせんせーがわじわじーしてたさー
    (たくさん間違えた時、沖縄の先生が怒っていたよ)