【方言】「きびる」の意味と例文

方言

きびる

方言の地域

山口県、九州地方

方言の意味

縛る、結ぶ

「きびる」について

「きびる」は山口県や九州地方における方言で、「縛る」や「結ぶ」といった行為を指します。
日常生活で頻繁に行われる紐を結ぶ、物をしばるといった状況で用いられる表現です。
例えば、「靴の紐をきびる」「荷物を紐できびる」といった具体的な使用例があります。
香川県では似た発音の「きばる」が「惜しむ、ケチる」という全く異なる意味で使用されるため、地域によっては注意が必要です。

「きびる」の使い方

たく
たく

その紙袋、底が抜けそうやな

せやな、紐できびった
(そうだね、紐でしばったほうがいいね)

みな
みな

「きびる」の例文

  1. くつのひも、きびる
     (靴の紐を結ぶ)
  2. この荷物、しっかりきびとかんと落ちるで
     (この荷物、しっかり縛らないと落ちるよ)
  3. もう少し強くきびってくれんか。ほどけんように
     (もう少し強く縛ってくれないか。ほどけないように)