【方言】「やっとかめ」の意味と例文

方言

やっとかめ

方言の地域

岐阜県

方言の意味

久しぶり

「やっとかめ」について

やっとかめの語源には諸説ありますが、名古屋弁にも同じ意味の方言があり、それによると名古屋の方では「八十日目」と書いてやっとかめと読むことから、人の噂は75日、それに更に5日足した80日間、噂が過ぎ去る程会っていないことになるから久しぶり、という意味がありやっとかめと言うのだ、という説が1つ目です。

2つ目は「やっと10日目」が訛ってやっとかめという説です。

最後の3つ目はそもそもこの「やっと」というのも「長い間」という意味を持つ方言であることから、長い間合わなかったから久しぶり、というストレートに取れる説です。

岐阜弁と書いていますが、その岐阜弁は美濃弁の中に入っている方言のこととも言われています。
岐阜県は位置的に西日本方言と東日本方言の境界線地帯に存在しており、文法は西日本的で、音韻・アクセントでは東日本的という二面性を持っています。

「やっとかめ」の使い方

みな
みな
やっとかめだね、一瞬誰かと思ってびっくりしたよ、元気にしてた?
うん、色々あったけど元気だよ!私も一瞬あんただと分からなかったよ
さつき
さつき

「やっとかめ」の例文

  1. やっとかめだね
  2. やっとかめだね、会えて良かったよ
  3. やっとかめ!元気だった?