【方言】「かっちゃく」の意味と例文

方言

かっちゃく

方言の地域

北海道

方言の意味

引っかく、かきむしる

「かっちゃく」について

北海道の方言「かっちゃく」は、「引っかく」や「かきむしる」といった行為を指す言葉です。
この言葉は、爪を立てて肌を引っかく動作に特化しており、特に子どもがけんかをする際やペットのネコが爪を立てる際などに使われます。
また、農作業で畑の土をクワなどで掘り起こす動作にも使われることがあり、この場合はクワの先を爪に見立てていると考えられます。
ただし、後者の用法は一般的ではないかもしれません。

「かっちゃく」の使い方

みな
みな

あの子、また弟をかっちゃいたの?
(あの子、また弟を引っかいたの?)

うん、またかっちゃいて、弟が泣いてたよ
(うん、また引っかいて、弟が泣いていたよ)

さつき
さつき

「かっちゃく」の例文

  1. ネコがかっちゃいて、手に傷ができちゃった
     (猫が引っかいて、手に傷ができてしまった)
  2. 畑をかっちゃくのに、いいクワを買わなきゃ
     (畑を掘り起こすのに、いい鍬を買わなければ)
  3. 子どもたちがけんかして、かっちゃい合ってる
     (子どもたちがけんかして、引っかき合っている)