【方言】「こっこ」の意味と例文

方言

こっこ

方言の地域

北海道

方言の意味

魚の卵、動物の子ども

「こっこ」について

「こっこ」とは、北海道の方言で、主に「魚の卵」や「動物の子ども」を指します。
例えば、「鮭のこっこ」はいくら(鮭の卵)を指します。北海道では、このように名詞に「っこ」を付ける表現が多く見られます。

その他にも「めっこ」(炊き方に失敗して芯が残っている飯)や「ぼっこ」(棒)など、同様の語尾を持つ言葉があります。
ただし、人間の赤ちゃんに対して「こっこ」を使うことは避けるべきで、主に動物や魚の子どもや卵に対して使われます。

「こっこ」の使い方

たく
たく

この前、動物園で牛のこっこ見たよ
(この前、動物園で牛の子どもを見たよ)

牛のこっこ、めんこいよね
(牛の子ども、かわいいよね)

ひろし
ひろし

「こっこ」の例文

  1. 牛のこっこ、めんこいね
     (牛の子ども、かわいいね)
  2. このあいだ食った鮭のこっこ、なまらうまかったな
     (この前食べた鮭の卵、とてもおいしかったな)
  3. 冬になると、こっこを使った料理が多くなるね
     (冬になると、魚卵を使った料理が多くなるね)