方言
ほいと
方言の地域
北海道
方言の意味
意地汚い、乞食
「ほいと」について
北海道の方言「ほいと」は、「意地汚い」や「乞食」といった意味を持つ言葉です。
歴史的には、祝福の言葉を唱えながら戸口に立ち、食べ物をもらって歩いた者、つまり物乞いを指していました。
最近では、この言葉はほとんど使われなくなっていますが、一部ではホームレスのことを「ほいとさん」と呼ぶこともあるようです。
この方言の語源は、「ほいとう」(陪堂)という言葉が変化したものとされています。
「ほいと」の使い方
たく
昔、街でよく見かけたほいとさんは、今はどこにいるんじゃろうね
(昔、街でよく見かけたホームレスは、今はどこにいるんだろうね)
そうじゃな、最近は見かけなくなったな
(そうだね、最近見かけなくなったね)
ひろし
「ほいと」の例文
- 昔は町にほいとさんがたくさんおったけど、今はもう見ないね
(昔は町に乞食がたくさんいたけど、今はもう見ないね) - ほいとさんが戸口に立っているのを見ると、何か手助けしたくなる
(乞食が戸口に立っているのを見ると、何か手助けしたくなる) - この辺りでほいとさんに出会ったことがあるけど、最近は見かけんわ
(この辺りで乞食に出会ったことがあるけど、最近は見かけないな)