【方言】「がまだす」の意味と例文

方言

がまだす

方言の地域

熊本県

方言の意味

頑張る、精を出す、働く

「がまだす」について

熊本県の方言「がまだす」は、「頑張る」、「精を出す」、または「働く」という意味を持つ表現です。
この言葉は、努力や仕事への取り組みを表す際によく使用されます。
熊本県では、この方言を使って「がまだせ熊本!」というスローガンを掲げ、地域の復興や団結を表す横断幕などにも使われています。

「がまだす」の語源は「我慢出す」で、「がま(我慢)」の部分がその起源とされています。
これは、自分を奮い立たせる際に用いられる言葉である可能性があります。
また、熊本県南部の天草地方では、同じ意味で「せしかう」という別の方言が使われており、地域によって表現が異なることが特徴的です。

「がまだす」の使い方

たく
たく

よーし、明日からん仕事初め、いつもよりもっとがまだすばい!
(よーし、明日からの仕事初め、いつもよりもっと頑張るぞ!)

あまり無理せんでね
(あまり無理しないでね)

さつき
さつき

「がまだす」の例文

  1. 試験が近いから、がまだして勉強してる
     (試験が近いから、一生懸命勉強している)
  2. みんなでがまだせば、このプロジェクトは成功するよ
     (みんなで頑張れば、このプロジェクトは成功するよ)
  3. 町の復興のために、みんながまだしている
     (町の復興のために、みんな頑張っている)