【方言】「ぎょうさん」の意味と例文

方言

ぎょうさん

方言の地域

岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県

方言の意味

たくさん、いっぱい、山盛り

「ぎょうさん」について

「ぎょうさん」は「たくさん」や「いっぱい」といった物の数量が非常に多いことを意味します。
漢字では「仰山」と表記されます。
この言葉は関西圏や岐阜県、愛知県、岡山県などでも広く使われており、類語としては「山盛り」などが挙げられます。
関西弁では「ようさん」「ようけ」という表現が類似しています。この方言は、日常会話で量の多さや豊富さを表現する際に便利に使われます。

「ぎょうさん」の使い方

たく
たく

昨日のパーティー、食べ物ぎょうさんあって良かったね
(昨日のパーティー、食べ物たくさんあって良かったね)

本当にぎょうさんあって、全部は食べきれんかったわ
(本当にたくさんあって、全部は食べきれなかったよ)

みな
みな

「ぎょうさん」の例文

  1. この店、ぎょうさん種類のスイーツがあるから、選ぶのが楽しいわ
     (この店、たくさん種類のスイーツがあるから、選ぶのが楽しいよ)
  2. 彼女の家、本がぎょうさんあって、図書館みたいじゃった
     (彼女の家、本がたくさんあって、図書館みたいだった)
  3. 収穫した野菜、ぎょうさんでて、どうしようか思案中じゃ
     (収穫した野菜、たくさん出て、どうしようか考え中だよ)