【方言】「かぜねつ」の意味と例文

方言

かぜねつ

方言の地域

石川県、福井県

方言の意味

口内炎

「かぜねつ」について

「かぜねつ」とは、石川県や福井県で使用される方言で、「口内炎」を意味します。
漢字では「風邪熱」と表記されますが、この方言は風邪の症状とは異なり、口の中や口角に痛みを伴う潰瘍や炎症ができる状態を指します。
加賀地方を中心に金沢や能登の一部地域に分布しており、地域住民の間で日常的に使われています。

「かぜねつ」の使い方

たく
たく

最近、食べ物食べるたびに口が痛いんだよね

それ、かぜねつかもしれんね。ちゃんと見てみたら?
(それ、口内炎かもしれないね。ちゃんと見てみたら?)

ひろし
ひろし

「かぜねつ」の例文

  1. このかぜねつ、なかなか治らんで困ってる
     (この口内炎、なかなか治らなくて困っている)
  2. かぜねつできてると、辛いものも酸っぱいものも食べられんわ
     (口内炎ができていると、辛いものも酸っぱいものも食べられないわ)
  3. 子どもがかぜねつできて泣いとる。なんとかしてやりたいが、どうしたらいいんやろ?
     (子どもが口内炎ができて泣いている。なんとかしてあげたいけど、どうしたらいいのかな?)