【方言】「すんくじら」の意味と例文

方言

すんくじら

方言の地域

鹿児島県

方言の意味

隅っこ

「すんくじら」について

鹿児島の方言「すんくじら」は、「隅っこ」を意味する言葉です。
この表現は、「隅をくじる」から派生したもので、鹿児島弁では「すん」が「隅」、「くじら」が「くじる」を意味し、2つの言葉が結合して「すんくじら」となります。
この方言は、単に隅っこを指すだけでなく、「最果て」の意味合いも含んでいます。
また、鹿児島県内の他の地域では「すんのくじら」とも言います。
他の地方でも似た意味で使われる言葉が存在し、長崎では「スミクラ」、大阪では「スマクダ」という表現があります。

「すんくじら」の使い方

みな
みな

あすこんすんくじらの壁にいるの、かったあまめじゃね?
(あそこの隅っこの壁にいるの、もしかしてゴキブリじゃない?)

ええ?………

さつき
さつき

「すんくじら」の例文

  1. 部屋のすんくじらに忘れ物があった
     (部屋の隅っこに忘れ物があった)
  2. この地図のすんくじらに小さな村がある
     (この地図の最果てに小さな村がある)
  3. 掃除する時は、すんくじらまできれいにしよう
     (掃除する時は、隅っこまできれいにしよう)