【方言】「はんがい」の意味と例文

方言

はんがい

方言の地域

奈良県

方言の意味

腹が立つ、ムカつく、苛々する

「はんがい」について

奈良県の方言「はんがい」は、「腹が立つ」「ムカつく」「苛々する」という感情を表現する際に使用されます。
同じ意味を持つ言葉として「はがいい」「はがい」というバリエーションもあり、奈良県内の広い地域で使われています。
この方言は「歯痒い」という言葉から派生したと言われており、文字通り「歯が痒い」ほどのイライラや腹立たしさを感じる状況を表すのに用いられます。

「はんがい」の使い方

たく
たく

あの店員の態度、本当にはんがい
(あの店員の態度、本当に腹が立つわ)

まぁまぁ、そんなはんがいせん方がええよ

ひろし
ひろし

「はんがい」の例文

  1. 交通渋滞で動けなくて、はんがいしたよ
     (交通渋滞で動けなくて、イライラしたよ)
  2. 待ち合わせに遅れる人って、はんがいするよね
     (待ち合わせに遅れる人って、腹が立つよね)
  3. 結果が出なくて、はんがいするなぁ
     (結果が出なくて、腹立つなぁ)