【方言】「かんぴんたん」の意味と例文

方言

かんぴんたん

方言の地域

三重県

方言の意味

カラカラに干からびていること

「かんぴんたん」について

三重県の方言「かんぴんたん」は、物がカラカラに干からびている状態を表現する言葉です。
この表現は、例えば干からびたカエルや海藻など、水分が完全に抜け落ちてしまったものに対して使われます。特に伊勢地方では海藻などの店名にも使われているほど、地元の風土に根付いた言葉です。
一方で、志摩地方では「いわしのかんぴんたん」というフレーズを「だるまさんがころんだ」と同様のゲームで使うとも言われています。
しかし、現代では三重県内でもこの方言を知る人は少なくなっているようです。

「かんぴんたん」の使い方

たく
たく

カエルが道路でかんぴんたんになっとる
(カエルが道路で干からびてるよ)

ほんとだ、可哀想だね

ひろし
ひろし

「かんぴんたん」の例文

  1. 夏の暑さで、芝生がかんぴんたんになっちゃった
     (夏の暑さで、芝生がカラカラに干からびちゃった)
  2. カエルが道路でかんぴんたんになっとる!
     (カエルが道路でカラカラに干からびている!)
  3. 伊勢の海藻店、「かんぴんたん」って名前が面白いね
     (伊勢の海藻店、「かんぴんたん」って名前が面白いね)