【方言】「むかわり」の意味と例文

方言

むかわり

方言の地域

奈良県、岡山県、広島県、愛媛県

方言の意味

一周忌

「むかわり」について

「むかわり」とは、奈良県、岡山県、広島県、愛媛県などで使われる方言で、「一周忌」を指します。
この言葉は、故人の死後1年を経た追悼の儀式や法要を意味しており、宗旨によってその重要性や行われ方は異なりますが、忌明けとして特に重視される儀式の一つです。
その由来については諸説ありますが、「むかわり」の意味は「迎えに来てくれた人と再び出会う」という意味の略語からではないかと言われています。

「むかわり」の使い方

みな
みな

もうすぐおじいちゃんのむかわりやね
(もうすぐおじいちゃんの一周忌だね)

ええ、みんなでしっかりとおじいちゃんを偲びたいね
(はい、みんなでしっかりとおじいちゃんを偲びたいね)

母

「むかわり」の例文

  1. むかわりの法要、しっかり準備しなきゃね
     (一周忌の法要、しっかり準備しなければね)
  2. むかわりには遠くからも親戚が集まってくるよ
     (一周忌には遠くからも親戚が集まってくるよ)
  3. むかわりの日にちが近づいてきたから、お坊さんと日程を決めないといけないわ
     (一周忌の日にちが近づいてきたから、僧侶と日程を決めなければいけないね)