【方言】「よだきい」の意味と例文

方言

よだきい

方言の地域

大分県、宮崎県

方言の意味

面倒くさい

「よだきい」について

「よだきい」という方言は、大分県と宮崎県で使われる表現で、「面倒くさい」という意味を持ちます。
日常生活の中で疲れたり、何かが面倒だと感じる際に使用されます。
例えば、「そんなよだきいこと、ようせんなー」は「そんな面倒なこと、よくやるね」という意味になります。また、「よだきいわー」と単独で使うと、「面倒だなあ」という感情を表現することになります。

ただし、この方言は地域によって意味が異なる場合があるので注意が必要です。
特に鳥取県では「よだきい」という言葉が「最低」や「下劣」という意味で使われるため、文脈によっては誤解を招くことがあります。
鳥取で「よだきい奴」と言うと、「最低な人」という意味になってしまうので、地域の文化や言葉のニュアンスを理解することが大切です。

「よだきい」の使い方

みな
みな

寝転がる暇があるんやったら、お皿出しといてくれない?

仕事から帰っち来たばっかりでよだきいんのやけど…
(仕事から帰っち来たばっかりで疲れてるんやけど…)

たく
たく

「よだきい」の例文

  1. その作業、めっちゃよだきい
     (その作業、すごく面倒くさいな)
  2. よだきい話はもう聞きたくないよ
     (面倒な話はもう聞きたくないよ)
  3. あの人の要求はいつもよだきい
     (あの人の要求はいつも面倒くさい)