方言
かりゆし
方言の地域
沖縄県
方言の意味
めでたいこと、縁起が良いこと、かりゆしウェアの略称
「かりゆし」について
「かりゆし」は、「めでたいこと、縁起が良いこと」を表す方言で、沖縄県で使われます。乾杯のときに「めでたい」という意味を込めて、「かりー!」と言うこともあります。「かりゆし」は、「軽石」という言葉が語源と言われており、軽石は水の中で沈まないことから元々は、船出の安全を祈願する言葉として使われていました。また、かりゆしウェア(沖縄県で作られる半袖の開襟シャツ)の略称としても使われています。
「かりゆし」の使い方
みな
ちゅらさるドレスっち、まー行ちゅが?
(きれいなドレスきて、どこ行くの?)
ちゅーや、んーみーぬにーびちなんやん。
(今日は、お姉ちゃんの結婚式なんだ。)
さつき
みな
うれーかりゆしやー。
(それはめでたいね。)
「かりゆし」の例文
- ちゅーや、すーぬぅんまりびーとぅ、んーみーぬにーびちぬあくとぅ、かりゆしやー
(今日は、お父さんの誕生日と、姉の結婚式があるから、縁起が良いね。) - 無事に入学てぃっち、かりゆしかりゆしやん
(無事に入学てきて、めでたしめでたしだ。) - 那覇空港ぬ出口っし、かりゆしーちちゃるガイドぬ待っちょーいびーん
(那覇空港の出口で、かりゆしシャツを着たガイドが待っています。)