【方言】「いぎ」の意味と例文

方言

いぎ

方言の地域

広島県、山口県

方言の意味

喉に刺さった魚の小骨、植物のトゲ

「いぎ」について

「いぎ」という方言は、「喉に刺さった魚の小骨、草木のトゲ」という意味の方言で、山口県で主に使われる方言です。
その他、山口県の隣、広島県でも使われています。
また、草木のトゲを意味することから、山口県の特定の地域では、バラ科の一部の植物のことを「いぎ」と言うこともあります。

「いぎ」の使い方

母

ご飯まだ食べちょらんの?早う食べてしまいなさい。
(ご飯まだ食べてないの?早く食べてしまいなさい。)

食べたいんじゃけど、いぎが刺さって取れんのじゃよ。
(食べたいんだけど、魚の小骨が刺さって取れないんだよ。)

みな
みな
母

いぎが刺さったときは、お米を少しの量、噛まんと飲み込むと取れるよ。
(魚の小骨が刺さったときは、お米を少しの量、噛まずに飲み込むと取れるよ。)

「いぎ」の例文

  1. 朝ごはんに食べた、いぎが喉に刺さって痛い
  2. 草木の手入れをしちょったら、いぎが刺さってケガをした