方言
えどる
方言の地域
岡山県(下津井町)、広島県、山口県、香川県、高知県
方言の意味
なぞる
「えどる」について
「えどる」とは、岡山県(特に下津井町)、広島県、山口県、香川県、高知県で使われている方言で、「なぞる」を意味します。
この言葉は「えぞる」や「などる」とも言われ、その由来は「絵取る」つまり、書画を透かし写ししてなぞり、模写や複製をすることから来ています。
日常生活の中で物の輪郭を追って描写する際や、何かを模倣する際に用いられる表現です。
「えどる」の使い方
みな
この絵、どうやって描いたの?
実は、写真を下に敷いて、えどって描いたんよ
(実は、写真を下に敷いて、なぞって描いたんだよ)
さつき
「えどる」の例文
- 図形の勉強は、先生が黒板に示したものをノートにえどることから始めよう
(図形の勉強は、先生が黒板に示したものをノートになぞることから始めよう) - えどってかきゃーえー。完璧にできるようになるまで練習しよう
(なぞって書けばいい。完璧にできるようになるまで練習しよう) - 子どもが絵本のキャラクターをえどって、自分の絵を作っていた
(子どもが絵本のキャラクターをなぞって、自分の絵を作っていた)