方言
いだわしい
方言の地域
青森県
方言の意味
もったいない
「いだわしい」について
青森県で使われる「いだわしい」は、「もったいない」という意味を持つ方言です。
この言葉は、物を大切にする心情を表す青森県独特の表現であり、捨てることへの否定的な感情を示します。
仏法用語である「もったいない」に由来するとされ、物を無駄にしない、価値を認識して大切にするという文化的背景が込められています。
「いだわしい」の使い方
たく
この古い雑誌、もう捨てる?
(この古い雑誌、もう捨てるの?)
ううん、まだ読むところあるし、いだわしいからとっておくよ
(いや、まだ読むところがあるし、もったいないから取っておくね)
みな
「いだわしい」の例文
- この布、少し古いけどいだわしいから何かに使おうかな
(この布、少し古いけどもったいないから何かに使おうかな) - 食べ残しを捨てるのはいだわしいから、明日のお弁当にしよう
(食べ残しを捨てるのはもったいないから、明日のお弁当にしよう) - あの人は物を大切にするから、何でもいだわしいと言っているね
(あの人は物を大切にするから、何でももったいないと言っているね)