【方言】「からかう」の意味と例文

方言

からかう

方言の地域

山梨県

方言の意味

手を尽くす、工夫する、修理する

「からかう」について

山梨県の方言「からかう」は、標準語で一般的に知られる「冗談を言い合う」や「からかう」とは異なる意味を持ちます。
「からかう」は山梨弁において、「試す」「手を尽くす」「工夫する」「修理する」といった行為を指す言葉です。
また、一部の地域では「からこー」と言われることもあります。

この方言は主に物に対して使われ、人に対する冗談やからかいの意味では用いられません。
例えば、「マフラーをからかってやっと直した」は、「マフラーを修理してやっと直した」という意味になります。

「からかう」の使い方

たく
たく

この古いラジオ、からかってみたら動いたよ
(この古いラジオ、修理してみたら動いたよ)

すごいね、どうやって直したの?

ひろし
ひろし

「からかう」の例文

  1. 壊れた椅子をからかって、また使えるようになった
     (壊れた椅子を修理して、また使えるようになった)
  2. 機械が動かなくて、色々からかったけど無理だった
     (機械が動かなくて、色々工夫したけど無理だった)
  3. 古い自転車をからかって、新しく見せる方法を考えたよ
     (古い自転車を手を尽くして、新しく見せる方法を考えたよ)