方言
どーかん
方言の地域
山口県
方言の意味
悪ガキ、いたずらっ子、わんぱく
「どーかん」について
「どーかん」は、「悪ガキ、いたずらっ子、わんぱく」を意味する山口県の方言です。
同じ意味で「どーかんぼーず」や「どーげん」と言うこともあります。
語源は、「童顔」という説や、子供を意味する「童丱(どうかん)」や「童漢(どうかん)」からきたという説もあります。
「どーかん」の使い方
たく
あら、立派な門を建てられたんじゃのぉ
(あら、立派な門を建てられたんですね)
近所のどーかんが庭に入っちょったずらするけぇ、勝手に入れんように門を建てたんじゃよ
(近所の悪ガキが庭に入っていたずらするから、勝手に入れないように門を建てたんですよ)
さつき
たく
向かいの家のたかしくんじゃろ。どーかんで有名じゃけぇのぉ
(向かいの家のたかしくんでしょ。悪ガキで有名だもんね)
「どーかん」の例文
- 小さい頃はどーかんで有名じゃったそに、今じゃ家を継いで社長をしちょるのぉんてびっくりだ
(小さい頃は悪ガキで有名だったのに、今じゃ家を継いで社長をしてるなんてびっくりだ) - あの3人は近所で有名などーかんじゃけぇ、気を付けた方がええよ
(あの3人は近所で有名ないたずらっ子だから、気を付けた方がいいよ) - うちの子は学校では真面目にやっちょるみたいだけど、近所の子と遊ぶときはどーかんで困る
(うちの子は学校では真面目にやってるみたいだけど、近所の子と遊ぶときはわんぱくで困る)