【方言】「かやくごはん(かやくめし)」の意味と例文

方言

かやくごはん(かやくめし)

方言の地域

近畿地方(大阪、京都など)

方言の意味

五目ご飯、混ぜご飯、炊き込みご飯

「かやくごはん」について

「かやくごはん」または「かやくめし」という方言は、近畿地方特有の言葉で、「五目ご飯」や「混ぜご飯」「炊き込みご飯」を意味します。
この方言は、主材料に加える具材(火薬の意味で「加役」とも書かれる)を指し、炊き込みご飯やうどんなどに入れる肉や野菜などの具材を表します。
関西地方では一般的に使われる表現です。

広辞苑では「加薬飯」として「五目飯のこと」と説明されています。
また、関東方面では「かやくごはん」という言葉の意味は知られているものの、日常的には「炊き込みご飯」という表現がよく使われているようです。

「かやくごはん」の使い方

みな
みな

今日の晩御飯、何にする?
(今日の夕飯、何にする?)

かやくごはんにしようかな。具沢山で美味しいし
(五目ご飯にしようかな。具がたくさんで美味しいし)

母

「かやくごはん」の例文

  1. かやくごはんを炊く時は、具をたっぷり入れるのがコツや
     (炊き込みご飯を炊く時は、具をたくさん入れるのがコツだ)
  2. お祭りの時に食べるかやくごはんがめっちゃ美味しいんや
     (お祭りの時に食べる五目ご飯がとても美味しいんだ)
  3. 母の作るかやくごはんは、家族みんなの大好物や
     (母の作る炊き込みご飯は、家族みんなの大好物だ)