【方言】「おべだふり」の意味と例文

方言

おべだふり

方言の地域

青森県

方言の意味

知ったかぶり

「おべだふり」について

青森県の方言「おべだふり」は、「知ったかぶり」を意味する津軽弁です。
青森の文化において、「見栄を張る」ことは一般的な行動とされており、その特徴を表す言葉として「津軽の三ふり」があります。
これは、「見栄っ張り(えふり)」、「ある振り(あるふり)」、「知ったか振り(おべだふり)」を意味し、特に「おべだふり」は、知識や経験を持っているふりをする態度を指します。
この方言は、青森県の人々の社交的な振る舞いや、コミュニティ内での相互関係を反映しています。

「おべだふり」の使い方

みな
みな

昨日の飲み会で、山田さんがまたおべだふりしとった
(昨日の飲み会で、山田さんがまた知ったかぶりをしていた)

あいついつもそうや。本当はあんまり知らんくせに
(あの人いつもそうだよ。本当はあまり知らないくせに)

たく
たく

「おべだふり」の例文

  1. 新しいスマホの話してたけど、あの人おべだふりばっかりや
     (新しいスマートフォンの話をしてたけど、あの人は知ったかぶりばかりだ)
  2. 政治の話になると、みんなおべだふりするんだよね
     (政治の話になると、みんな知ったかぶりをするんだよね)
  3. あの教授、授業中におべだふりするのが目立つわ
     (あの教授、授業中に知ったかぶりをするのが目立つわ)