【方言】「からちら」の意味と例文

方言

からちら

方言の地域

秋田県

方言の意味

土産を持たずに訪問すること

「からちら」について

秋田県において使われる方言「からちら」は、「土産を持たずに訪問すること」を意味する表現です。
この言葉は、訪問する際の礼儀やマナーに関連していることから、地域の文化や習慣を反映しています。
ただし、現代ではこの方言があまり一般的に使われていないとされ、次第に使用頻度が減ってきている様子が伺えます。

「からちら」の使い方

たく
たく

今度、先生の家に行くんだって?

うん、からちらはまずいから、何か持っていこうと思ってる
(うん、土産を持たずには行けないから、何か持って行こうと思ってる)

ひろし
ひろし

「からちら」の例文

  1. 先生の家さ行ぐなさ、からちらでだば行がえねぁ
     (先生の家に行くのに、土産を持たずに行くことはできない)
  2. うちに来るときは、からちらでええよ。気を使わんで
     (うちに来る時は、土産を持たずに大丈夫だよ。気を使わないで)
  3. おばあちゃんの家には、からちらで行くことなんてできないな
     (おばあちゃんの家には、土産を持たずに行くことなんてできないな)