【方言】「てげてげ」の意味と例文

方言

てげてげ

方言の地域

宮崎県、鹿児島県

方言の意味

適当、ほどほど

「てげてげ」について

「てげてげ」とは、宮崎県や鹿児島県で使われる方言で、「適当」「ほどほど」という意味を持ちます。
この言葉は「大概大概(たいがいたいがい)」がなまった言葉で、もともとの「てげ」は単独で「非常に」「とても」という意味がありますが、二回繰り返されて「てげてげ」となると、「いい加減」や「適当」という意味に変わります。
注意点として、「てげ」が二回繰り返されると「すごいすごい!」とは意味が異なるため、文脈に合わせて正しく使い分ける必要があります。

「てげてげ」の使い方

たく
たく

今日の仕事、どうだった?
(今日の仕事、どうだった?)

まあ、てげてげやったけど、何とか終わったわ
(まあ、適当だったけど、何とか終わったわ)

ひろし
ひろし

「てげてげ」の例文

  1. あん人はてげてげやもんね
     (あの人は適当だもんね)
  2. この料理、てげてげで作ったけど美味しいでしょ?
     (この料理、適当に作ったけど美味しいでしょ?)
  3. 勉強はてげてげやってもダメだよ
     (勉強はいい加減にやってもダメだよ)