【方言】「いとまが」の意味と例文

方言

いとまが

方言の地域

青森県

方言の意味

ちょっとの間、あっという間

「いとまが」について

青森県で使われる「いとまが」は、「ちょっとの間」や「あっという間」を意味する方言です。
この言葉は、「いっときま(一時間)」から派生し、「いっとこま」→「いっとごま」→「いっとまご」→「いとまが」と変化してきたとされます。
この変化は、発音の入れ替わりを通じて、短い時間を表す表現として定着したことを示しています。
「いとまが」は、短時間で何かを終えるときや、時間があっという間に過ぎ去る感覚を表す際に使われます。

「いとまが」の使い方

たく
たく

まだ来てないみたいだけど、どこいるの?

ごめん、いとまが待って!
(ごめん、もう少し待って!)

みな
みな

「いとまが」の例文

  1. いとまがの作業だから、すぐに戻ってくるね
     (ちょっとの間の作業だから、すぐに戻ってくるね)
  2. 赤信号、いとまが止まればやめぐな
     (赤信号、ちょっと止まって動き回るな)
  3. 話してたら、いとまがに過ぎてしまった
     (話していたら、あっという間に過ぎてしまった)