【方言】「おちょきん」の意味と例文

方言

おちょきん

方言の地域

福井県

方言の意味

正座

「おちょきん」について

「おちょきん」という方言は、「正座」を意味する福井県の方言です。福井市や鯖江市などを含む嶺北地方で話されており、嶺南地方では「おっちん」と言われています。
「おちょきん」という名前の日本酒や学生団体もあるほど、福井県民には非常に思い入れのある言葉となっています。

「おちょきん」の使い方

母

ごはんだざ。ちゃんとおちょきんしねま
(ごはんだよ。ちゃんと正座しなさい)

おちょきんしてえんと、おじょろかけばいいざ
(正座していないで、あぐらかけばいいよ)

父
母

ほんなことしたらあかん。ちゃんと座りね
(そんなことしてはいけない。ちゃんと座りなさい)

「おちょきん」の例文

  1. きんのはなごうおちょきんしぇなあかんくて、体えらいんやってえ
    (昨日は長く正座してなくてはいけなくて、体がつらいです)
  2. ずっとおちょきんしてたら足がしびれたわ
    (ずっと正座していたら足がしびれました)
  3. おちょきんしてまっておっけの
    (正座して待っていてください)