方言
ばくる
方言の地域
北海道
方言の意味
交換する
「ばくる」について
北海道弁で「ばくる」という言葉は、もの同士を交換する行為を指します。
この方言は「博労(ばくろう)」という言葉が変化したもので、元々は牛や馬の仲買人を指していました。
子供たちがおもちゃやコレクションアイテムを交換する際に「ばくりっこしよう」と使われることが一般的です。ただし、すべての交換状況で「ばくる」という言葉が使われるわけではなく、例えばタイヤの交換などは「タイヤ交換」や「タイヤはきかえ」と呼ばれます。
発音のアクセントは「ばくる」では「く」に、その派生形である「ばくりっこ」「ばくろー」では「り」「ろ」に強調が置かれます。
「ばくる」の使い方
たく
あんたのカードとばくりっこしない?
(あなたのカードと交換しない?)
いいよ、じゃあこのカードでばくろーよ
(いいよ、じゃあこのカードで交換しよう)
ひろし
「ばくる」の例文
- 昔は友達とシールをばくりっこしてたなー
(昔は友達とシールを交換していたね) - そのゲーム、僕とばくろーか?
(そのゲーム、僕と交換するか?) - ばくりっこするのって楽しいよね
(交換するのって楽しいよね)