【方言】「あめる」の意味と例文

方言

あめる

方言の地域

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県

方言の意味

腐る、腐敗する(特に食品が傷むこと)

「あめる」について

北海道、東北地方の方言「あめる」は、食品が腐る、腐敗するという意味を持ちます。
これは食品が傷む状態を指す言葉で、特に食品が腐敗する直前の状態を表現する際に用いられることが多いです。
「あめてる」「あめでる」という言い方もあります。
例えば、「余ったおかず、冷蔵庫から出しておいたらあめるよ!」は「余ったおかず、冷蔵庫から出しておいたら腐るよ!」という意味です。
また、「ニオイをかいでみたけど、これあめでるど」とは「ニオイをかいでみたけど、これ傷んでるよ」という意味になります。

「あめる」の使い方

たく
たく

この野菜、いつ買ったっけ?
(この野菜、いつ買ったのかな?)

そろそろあめるから、早く使わないと
(そろそろ腐るから、早く使わないと)

みな
みな

「あめる」の例文

  1. 余ったおかず、冷蔵庫から出しておいたらあめるよ!
     (余ったおかず、冷蔵庫から出しておいたら腐るよ!)
  2. ニオイをかいでみたけど、これあめでる
     (ニオイをかいでみたけど、これ傷んでるよ)
  3. あの肉、もうあめってるから捨てなきゃ
     (あの肉、もう腐ってるから捨てなくちゃ)