【方言】「ガス」の意味と例文

方言

ガス

方言の地域

北海道東部地方(特に釧路)

方言の意味

「ガス」について

北海道東部地方、特に釧路出身の人々にとって馴染み深い「ガス」という方言は、「霧」を意味します。
この地域は霧の発生が特に多く、「ガス」という言葉は日常的に使われています。

また、「ガスがかかっている」状態は「じり」とも表現され、これは特に海霧を指す言葉です。
「じり」は北太平洋の親潮と海上の温暖湿潤な気候の寒暖差によって発生するとされ、霧よりも濃い霧を指します。
釧路では毎年7~8月に「じり」がピークに達し、幻想的な風景が広がることで知られています。

「ガス」の使い方

たく
たく

今日は外がよく見えないね
(今日は外がよく見えないね)

ええ、ガスが濃くてね
(ええ、霧が濃くてね)

ひろし
ひろし

「ガス」の例文

  1. この辺はガスがよく出るから、運転には気をつけて
     (この辺は霧がよく出るから、運転には気をつけて)
  2. ガスが出ると、町が幻想的に見えるね
     (霧が出ると、町が幻想的に見えるね)
  3. 釧路では夏にガスがよく発生するから、朝の通勤は特に注意が必要だよ
     (釧路では夏に霧がよく発生するから、朝の通勤は特に注意が必要だよ)