【方言】「かなん」の意味と例文

方言

かなん

方言の地域

関西地方(主に京都市以南、大阪市以北)

方言の意味

困る、嫌だ

「かなん」について

「かなん」という関西弁は、「困る」「嫌だ」といった意味を持つ表現です。
この言葉は「かなわない」が「かなわん」に変化し、さらに短縮されて「かなん」となったとされています。
元の意味である「我慢できない」「たまらない」のニュアンスは変わらずに残っています。

この方言は、関西地方の特定の地域、特に京都市以南や大阪市以北でよく使われていますが、関西全域で広く使われているわけではありません。
日常会話の中で困惑や嫌悪を表現する際に使われることが一般的です。

「かなん」の使い方

たく
たく

授業中うるさかったから、今日の宿題増えるみたいだよ

それは、かなんなー

ひろし
ひろし

「かなん」の例文

  1. 職場の先輩、ほんとかなん人やで
  2. 今日の夜から雪降るみたいよ、かなんなー
  3. またあいつ先生に怒られてたで、ほんとかなん奴や