【方言】沖縄県の黄金言葉(ことわざ)50選(五十音順)

沖縄の黄金言葉(おうごんくとぅば)は、沖縄県が独自に選定した「心に響く名言・格言」を指します。これらの言葉は、沖縄の文化や歴史、風土に根ざし、生活の中で大切にされてきた教えや知恵が込められています。

例えば、沖縄の黄金言葉の一つに「なんくるないさ」という言葉があります。これは「何とかなるさ」という意味で、困難な状況に直面しても前向きに考える心を表しています。また、「ぬちどぅたから」(命こそ宝)も有名で、命の尊さを強調する言葉です。

ここでは、沖縄の黄金言葉を五十音順に紹介します。

黄金言葉 読み方 意味
朝寝坊は貧乏 昼寝は病気 あさにはひんすー ひるにはやんめー 朝寝坊は貧乏のもと、昼寝ばかりしているのも 体に良くない
あしびぬ ちゅらさー にんじゅぬ すなわい あしびぬ ちゅらさー にんじゅぬ すなわい 踊りや祭りの見事さは参加者の数による
あちゃーぬ ねーんちあみ あちゃーぬ ねーんちあみ 明日がないはずがない
有てぃん喜ぶな 失てぃん泣くな 人ぬ善し悪し や 後どぅ知ゆる あてぃんゆるくぶな うしなてぃんなくな ひとぅ ぬゆしあしや あとぅどぅしゆる いくらお金や物があるからと言って喜ぶな。また 失ったから、ないからといって泣くな。人の善し 悪し、評価というものは人生の最後にわかるもの
あひゃーまい 屁や 我 屁 あひゅーまい ぴーや ばーぴー あなたのおならは私のおなら
あらむん じょーぐーや どぅー がんじゅー あらむん じょーぐーや どぅー がんじゅー 粗食上戸は体が頑丈
慌てぃーる中よーんなー あわてぃーるなーか よーんなー 急いで慌てると良くないという意味
苦労苦しさ今の一時 あわり くりしゃん なまぬびぃとぅとぅき 辛いのも苦しいのもその時だけ
あんだぐちゃーや 気ぃちきりよー あんだぐちゃーや きぃちきりよー お世辞の上手い人には気をつけなさい
言いいばっぺーねー 聞ちち直し いいばっぺーねー ちちのうし 相手が間違えたら聞き直そう
意地ぬ出じれー 手ー引ち 手ーぬ出じれー地 引ち いじぬ んじらー てぃーひち、てぃーぬ んじ らー いじひち 意地が出たら手を引っ込め、手が出たら意地を引っ込めろ
いちゃりばちょーでー いちゃりばちょーでー 一度会えば みな兄弟
いちゃんだものや値高物 いちゃんだむんや にーだかむん ただの物は値が高いもの
親 ゆし、子 ゆし うや ゆし、くゎ ゆし 親が教え、子が教え合う(互いに教え合うこと)
容姿や皮どぅやる 肝心第一 かーぎやかわどぅやる ちむぐくるでーいち 外見じゃなくて中身が一番
片手さーねー音ー出じらん かたてぃーさーねー うとぅーんじらん 片手では拍手できず音が出ない
亀ぬ甲やか年ぬ功 かーみぬくーやか とぅしぬくー 亀の甲より年の功
木ぬ曲がえー使りーしーが 人ぬ曲がえん きーぬまがえーちかーりーしが ちゅぬまが えーちか 曲がった木は使えるけど、曲がった人は使えない
言葉銭じけぇー くとぅばー じんじけぇー 言葉の使い方はお金を使うように大切
慶良間見しがまちげー見らん けらまーみぃしが まちげーみーらん 慶良間島は見えるが自分の足元にはなかなか気づかない
砂糖ぬ甘さとぅ コーレーグスぬ辛さ 取れー何すが さーたーぬ あまさとぅ こうれーぐすぬ からさ とぅれー ぬーすが 砂糖の甘さと唐辛子の辛さを取れば何になる?
今日明きてぃ明日に学ばてぃすりば 明日からぬ明日や明後日なゆさ さゆあきてぃあちゃにまなばてぃすりば あちゃからぬあちゃやあさてぃなゆさ 今日できることを明日やろうと考えてはいけません
しきのー ちゅい しーじーしる くらする しきのー ちゅい しーじーしる くらする 世間は互いに助け合ってこそ暮らすものだ
墨ぇー知っちん むのー 知らん しめー しっち むのー しらん 学問はあっても世間知らず
縄の余いや使りーしが 言葉の余いや使らん ちなのあまいやちかりーしが くとぅばのあまいやちかーらん 余った縄は使えても余計な言葉は使えない
ちゅいしーじ ちゅいしーじ いつの時代も助け合いが大切
人ぬ恩じぇ忘してぇ ならん ちゅぬ うんじぇ わしてぇ ならん 人の恩は忘れてはいけない
人ぬ為や我為 ちゅぬたみーや わんたみー 人のためにやったことは自分のためにもなる
ちょーくくるるでーいち ちょーくくるるでーいち 人は心こそ第一
ちら かーぎ やか ちむ ぐくる ちら かーぎ やか ちむ ぐくる 顔、容貌より肝(心)が肝心
天ぬ星ん むてぃくぃん/td> てぃんぬ ふしん むてぃくぃん 天の星をとってあげたい
十本ぬ指や同丈や無ねぇらん とぅーぬいびーや いぬたきーやねぇらん 10本の指はみんな高さが違う、みんな同じではない
成しば何事ん成ゆる事やしが 成さん故から どぅ成らぬ定み なしばなにぐどぅんないるくどぅしやしが なさんゆいからどぅならぬさだみ 一生懸命頑張れば成し遂げることができるけれども、挑戦しなければできるものもできません
なんくるないさー なんくるないさー なんとかなるさ
根ぬ強らばどぅ枝強る にーぬつうらばどぅ ゆだあつうる 根っこが強いと枝も強い
命どぅ宝 ぬちどぅたから 命こそ宝
野辺ぬあばら屋に月漏らち居てぃん 肝や十尋屋ぬ黄金座敷 ぬびぬあばらやにちちむらちうてぃん ちむやとぅひるやぬくがにざしち どんなに粗末な家で暮らそうと、質素な生活をしていようと、心さえ満ち足りていれば幸せを感じることができる
人ぬ事あんくそんかん 己ぬ肘ぬがば落たし ぴぃとぅぬくとぅあんくそんかん どぅーぬぴぃじぃぬがばうたし 人のことをあれこれ言うよりも、まず自分のやるべきことをきちんとやりなさい
下手からどぅ習てぃ 優りてぃや行ちゅる 及ばらんとぅ思てぃ 思案するな ふぃたからどぃならてぃ すぐりてぃやいちゅる うふばらんとぅうむてぃ しあんするな 下手だからこそ練習や稽古を積んで、技や芸を磨いていくのだ
古火木切ー 焚 付かい易さん ふるふぃーじれー てー ちかいやっさん 以前に火がついた木切れはまた火がつきやすいように、男女も一度熱くなった者同士は別れてもまた熱くなりやすい
実入ら首折りり みーいりら くびうりり 偉くなればなるほど謙虚になりなさい
水ぇー 洗てー 飲まらん みじぇー あらてー ぬまらん 水は洗っても飲めないように、人間も悪いものに染まったらなかなか抜け出せない
むにいざば慎み 口ぬ外出だすなよ んだしから又ぬ 飲みぬらなぬ むにいざばつぃつぃしみ くつぃぬふかんだすなよ んだしからまたぬ ふくみぬらなぬ 言葉は慎み軽率な発言はよしなさい
家習る外習 やーなれーる ふかなれー 家の行いが外に出たときに表れる
ゆかるふどぅ稲や あぶし枕 ゆかるふどぅいにや あぶしまくら 人も稲穂と同じで、立派になればなるほど、礼儀をわきまえた謙虚な人になりなさい
嘘物言や盗人ぬ始まい ゆくしむにーや ぬすどぅぬ はじまい 嘘をつくことは盗人の始まり
若さる時ぬ難儀ぇー買てぃんしー わかさるとぅちぬ なんじぇーこうてぃんしー 若いときの苦労は買ってでもしよう
童、習しむ わらべー ならーしむん こどもは何でも習わせるもの
港口んじぇ船わてぇ ならん んなとぅぐちんじぇ ふにわてぇ ならん 船が着いたからと言って油断したら危ない
孫がー目ーんかい 入ってぃん 痛やまん んまがーみーんがい いってぃんやまん 孫は目に入れても痛くない/td>