【方言】「ええし」の意味と例文

方言

ええし

方言の地域

大阪府

方言の意味

お金持ち

「ええし」について

大阪府の方言である「ええし」は、「お金持ち」や「良家の人」という意味を持つ言葉です。
この方言は、もともと「身分の良い人」を表す言葉「よい衆(しゅ)」から派生したものです。
「よい」が方言の「ええ」に変わり、「衆(しゅ)」が「し」に変化して「ええし」となりました。
また、良家の子供を指す場合は「ええしの子」と表現されます。
この言葉に類似する他の表現として、「ぼんぼん」や「いとさん」があります。

「ええし」の使い方

たく
たく

あの家、めっちゃ豪邸やな
(あの家、すごく豪華な家だね)

あれ、ええしの家やで
(あれ、お金持ちの家だよ)

ひろし
ひろし

「ええし」の例文

  1. あの人、ええしやから何も心配いらんねん
     (あの人、お金持ちだから何も心配いらないんだ)
  2. ええしの子って、どんな生活してるんやろ?
     (お金持ちの子供って、どんな生活をしているのかな?)
  3. 彼、ええしやからいつも高級車に乗ってる
     (彼、お金持ちだからいつも高級車に乗っている)