方言
かんしょやみ
方言の地域
大阪府
方言の意味
神経質、潔癖症
「かんしょやみ」について
大阪府で用いられる方言「かんしょやみ」は、「神経質」や「潔癖症」という意味を持ちます。
漢字では「癇症病」と表記されることもあります。
もともとは「かんしょうやみ」と発音されていましたが、大阪では「かんしょやみ」と発音されることが多いです。
この言葉は、夏目漱石の「こころ」などの古典文学作品にも登場し、当時は一般的に使用されていた言葉ですが、現在ではあまり一般的には使われていません。
「かんしょやみ」の使い方
みな
なんでいつもそんなに細かいとこまで気にするん?
俺、ちょっとかんしょやみやねん
(俺、ちょっと神経質なんだ)
たく
「かんしょやみ」の例文
- 彼はめっちゃかんしょやみやから、何でもきっちりせんと気が済まんねん
(彼はとても神経質だから、何でもきっちりしないと気が済まないんだ) - そのかんしょやみな態度、周りにも迷惑かけてるで
(その神経質な態度、周りにも迷惑かけてるよ) - かんしょやみなんはええことやないで。リラックスも大事やで
(神経質なのは良いことじゃないよ。リラックスすることも大事だよ)