【方言】「かんしょやみ」の意味と例文

方言

かんしょやみ

方言の地域

大阪府

方言の意味

神経質、潔癖症

「かんしょやみ」について

大阪府で用いられる方言「かんしょやみ」は、「神経質」や「潔癖症」という意味を持ちます。
漢字では「癇症病」と表記されることもあります。
もともとは「かんしょうやみ」と発音されていましたが、大阪では「かんしょやみ」と発音されることが多いです。
この言葉は、夏目漱石の「こころ」などの古典文学作品にも登場し、当時は一般的に使用されていた言葉ですが、現在ではあまり一般的には使われていません。

「かんしょやみ」の使い方

みな
みな

なんでいつもそんなに細かいとこまで気にするん?

俺、ちょっとかんしょやみやねん
(俺、ちょっと神経質なんだ)

たく
たく

「かんしょやみ」の例文

  1. 彼はめっちゃかんしょやみやから、何でもきっちりせんと気が済まんねん
     (彼はとても神経質だから、何でもきっちりしないと気が済まないんだ)
  2. そのかんしょやみな態度、周りにも迷惑かけてるで
     (その神経質な態度、周りにも迷惑かけてるよ)
  3. かんしょやみなんはええことやないで。リラックスも大事やで
     (神経質なのは良いことじゃないよ。リラックスすることも大事だよ)