【方言】「こもこもさん」の意味と例文

方言

こもこもさん

方言の地域

鳥取県

方言の意味

蟻地獄

「こもこもさん」について

「こもこもさん」とは鳥取県の方言で、「蟻地獄」という意味を持ちます。
この表現は、鳥取県内のさまざまな地域で少し異なる呼び方がされています。
因幡八頭郡では「こもこも、こぼこぼ」、因幡岩美郡・気高郡では「ももんじょ」、東伯郡では「こもこも、こもこもさん、ももんじゃ」、伯耆西伯郡・日野郡では「こもこも、こもこもさん」という具合です。
これらの多様な呼び名は、地域ごとに独自の文化や言葉の使い方があることを示しており、方言の魅力の一つです。

「こもこもさん」の使い方

たく
たく

この穴、何の穴じゃろう?

ああ、それはこもこもさんじゃ
(ああ、それは蟻地獄だよ)

ひろし
ひろし

「こもこもさん」の例文

  1. 子どもの頃、こもこもさんを見つけては観察してたわ
     (子どもの頃、蟻地獄を見つけては観察していたよ)
  2. この辺りにはこもこもさんがよくあるんじゃ
     (この辺りには蟻地獄がよくあるんだ)
  3. こもこもさんにアリが落ちてしまったのを見たことがある
     (蟻地獄にアリが落ちてしまったのを見たことがある)