【方言】「くせらしか」の意味と例文

方言

くせらしか

方言の地域

宮崎県、鹿児島県

方言の意味

大人びた、生意気な

「くせらしか」について

「くせらしか」とは、宮崎県と鹿児島県で使われる方言で、「大人びた」や「生意気な」といった意味を持ちます。
この言葉の語源は、「口説(ぐぜ)ちらし」が訛ったもので、「口説」には「くどくど愚痴をこぼす」という意味が含まれています。
この表現は、特に若者や子供が大人びた態度をとる際に使われることが多いです。
また、「くせらしか」という言葉は、その人の態度や言動が周囲に対して少々気取っているように見える際に使われることが一般的です。

「くせらしか」の使い方

みな
みな

あの子、学校でめっちゃくせらしか
(あの子、学校ですごく生意気だよ)

ほんま、くせらしかねー
(本当に、生意気だよね)

さつき
さつき

「くせらしか」の例文

  1. 新しいクラスメイト、なんかくせらしか
     (新しいクラスメイト、なんだか大人びてるね)
  2. 弟が最近くせらしかで、親にも口答えするようになった
     (弟が最近生意気で、親にも口答えするようになった)
  3. くせらしかこつゆーなて
     (気取ったことを言うな)