【方言】「あんき」の意味と例文

方言

あんき

方言の地域

神奈川県、山梨県、岐阜県、愛知県、島根県、岡山県、広島県、愛媛県

方言の意味

安心、安楽な

「あんき」について

あんき」という方言は、神奈川県から愛媛県にかけての幅広い地域で使われており、「安心」や「安楽」という意味を持ちます。
漢字では「安気」と書かれます。
この方言は地域や使用される状況によって意味のニュアンスが変わることが特徴です。
例えば、名古屋では「あんきすけ」という表現で「気楽な人、のんきな人」を意味し、愛媛県では「あんきまごろく」という言葉で「のんきもの」を表します。
また、岐阜県では、訪問者を歓迎する際に「あんきにはいってくれんさい」と言い、「お気軽に入ってください」という意味になります。

「あんき」の使い方

さつき
さつき

息子さん、いつも元気いっぱいだね

うん、でもあの子と一緒だと全くあんきできないよ
(うん、でもあの子と一緒だと全く安心できないよ)

みな
みな

「あんき」の例文

  1. この部屋、あんきでいいね
     (この部屋、安心できていいね)
  2. 彼女、いつもあんきすけで羨ましいわ
     (彼女、いつものんきで羨ましいな)
  3. ここは気取らずにあんきにしていてね
     (ここは気取らずに気楽にしていてくださいね)