【方言】「てきない」の意味と例文

方言

てきない

方言の地域

富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県

方言の意味

疲れて苦労だ、(身体が)辛い、調子が悪い

「てきない」について

「てきない」という方言は、「疲れて苦労だ、苦しい、調子が悪い」という意味で、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県で使われる方言です。病気や疲労で身体の調子が悪い時に使われます。
中部地方の多くの地域で使われる方言ですが、福井県では「てきねぇ」と言うこともあります。

「てきない」の使い方

みな
みな

おはよう。どうしただ?元気がねえね
(おはよう。どうしたの?元気がないね)

昨日、夜中まで宿題やってからか、てきねぇ
(昨日、夜中まで宿題やってからか、疲れて辛い)

さつき
さつき
みな
みな

たしかに寝不足はてきねぇよね
(たしかに寝不足は辛いよね)

「てきない」の例文

  1. 毎日残業で寝不足だから、てきない
  2. あー暑くて、てきない。ちょっとあそこで休まずか
  3. 朝からてきねぇ。熱があるかもしれねえ